「やり方」の先にあるもの。

私たちは、本当は何が欲しかったんだろう?
こんにちは。
ドラマティックライフクリエーター花村きみよです。
「やり方を知りたい」
そう思って、何かを学び始めることってありますよね。
編み物なら
「編み図の読み方を知りたい」
「もっときれいに編めるようになりたい」
仕事なら
「ブログが書けるようになりたい」
「集客のやり方を知りたい」
「もっと売上を上げたい」
私自身、20年以上編み物教室でたくさんの生徒さんと向き合ってきましたし、今も、何かを教えたり、セッションをしたり、誰かの一歩を応援する仕事をしています。
でも、長く人と関わってきたからこそ、感じることがあります。
人が何かを学ぼうとする時、人が「変わりたい」と思う時
本当に欲しいものは「やり方」だけではないのかもしれない。
その先に、もうひとつ大切なものがあるんじゃないかな。
「できるようになった」の、その先にあるもの
編み物教室に来る方は、最初は「ちゃんと編めるようになりたい」と思って来られます。
でも、何度かレッスンを重ねていくと、少しずつ変わっていくんです。
「できました!」
っていうときの表情は、単に「編み物が上達した」というだけじゃないんです。
「私にもできた」
という喜びと、自分への信頼が育っている。
「正しく、きれいに編めるようになる」ことの先に、「自分が作りたいものを、自分の手で形にできる」という喜びがある。
そして
「私もなかなかやるじゃないか」
という感覚が生まれてくる。
仕事も、もしかしたら同じなのかもしれません
個人で仕事をしている女性からも
「集客の方法を知りたい」
「もっと売れるようになりたい」
というご相談をいただきます。
もちろん、具体的な方法やスキルは必要です。
でも、やり方を進める前に
「私は、何のためにそれを手に入れたいんだろう?」
「続けていく情熱の源はなんだだろう?」
と立ち止まって向き合ってもらうようにしています。
「もっと自由に時間を使いたい」かもしれないし
「家族に遠慮せず、自分のお金を使いたい。」かもしれない。
「自分の経験を誰かの役に立てたい。」かもしれないし
「自分の力で人生を選んでいる、という実感が欲しい。」かもしれません。
もちろん、「単純に、もっと稼ぎたい!」だっていいんです。
大事なのは、その答えを誰かに決めてもらうことではなく
「私が本当に欲しいのは何?」と、自分に聞いてあげること。
「稼げるようになれば幸せになれる」と思って走っていたのに
いざ数字が伸びても、なぜか満たされない。
そんなことだって実はよくあるんです。
反対に、大きな数字ではなくても、「私はこれが好き」「今日は、自分で決めたことをひとつできた」。
そんな小さな実感が、人生を支えてくれることもあります。
私自身も、「もっと頑張ればいい」と思っていました
実は、これを書いている私自身も、ずっと「やり方の正解」を探していました。
もっと学べばいい。もっと頑張ればいい。そうすれば、きっと物事はうまくいく。
そんなふうに思っていた時期があります。
「ちゃんとしなきゃ」「私が頑張らなきゃ」と、目の前のことに必死!
でも、ある時から、好きで始めたはずの仕事が楽しくなくなってきた。
頑張っているのに成果が出ない。
「何かがおかしい」
そう感じるようになりました。
振り返ってみると、当時の私は「外側のやり方」ばかりを整えようとしていたのかもしれません。
でも、本当に必要だったのは、「私は、どうしたいんだろう?」と、自分の本音を聞いてあげること。
「流石ですね」「頑張ってるますね」と言われる旅にに、どこか息苦しさを感じていたことにも、後になって気づきました。
心理学を学び、自分の心と行動を見つめ直していく中で、少しずつ、「がむしゃらに頑張り続けなくてもいい」と思えるようになった。
そして、「私は本当はどうしたい?」という問いを持ちながら、自分の足で進めるようになっていきました。
「自分の中心に立つ」って、特別なことじゃない
「こうすれば正解」「もっと効率のいい方法は?」となど、「やり方」だけを追いかけていると
いつの間にか「私はどうしたい?」という感覚が置き去りになってしまうことがあります。
たとえば、家のこと。
完璧に片付けて、料理も完璧にして、それで自分が疲れ切って、家族に笑顔を向けられなくなったとしたら。
少しくらい部屋が散らかっていても、「おかえり」と笑顔で迎えられるほうが、自分にとっても家族にとっても心地いいかもしれない。
「ちゃんとやる」ことが悪いのではありません。
ただ、「私は何を大切にしたいんだろう?」を忘れないこと。
それだけで、同じ毎日が少し変わることもあります。
誰かの正解を追いかける前に
「私はどうしたい?」「本当は何を感じている?」と、自分に聞いてみる。
そして、答えがすぐに出なくても、「わからないんだね」と、いったんそんな自分を受け入れてあげる。
自分の中心に立つって、こんなことも、そのひとつなんじゃないかなと思っています。
編み物をしている時間も、心理セッションで自分の心を見つめる時間も
何かを一生懸命「解決する」ためだけではなくて
いったん立ち止まる。
そして、「私は、どうしたい?」と、もう一度自分に聞いてみる。
これも「ドラマティックワーク」の大切な時間です。
人生をまったく新しいものに作り替えるのではなく、
れまで頑張ってきた自分を否定せずに、少しずつ編み目を変えていくように自分の人生を整えていく。
あなたが本当に欲しいものは、何ですか?
もしかしたら今のあなたは
一所懸命頑張っているのに報われない。
真面目に頑張っているのに、空回りばかりする。
こんな風に思っているかもしれません。
もちろん、学ぶことも、行動することも大切。
でも、そんなあなたは、その前に
「私は、何のためにやっているんだろう?」
「この情熱の源は何なんだろう?」
って自分に聞いてあげて
心の奥に隠れてるかもしれない本音に耳を澄ましてみてください。
もしかしたら、あなたが今欲しいと思っているものの「その先」に
ずっと欲しかった幸せが待っているのかもしれません。
ほんの10分でも。5分でもいい。
好きなお茶を飲みながらでも、編み物をしながらでも
「私は、本当は何が欲しい?」と、自分に聞いてみる。
答えは、すぐに見つからなくても大丈夫です。
問いを持ったまま、自分の人生を歩いていく。
それだけで、毎日の景色は少しずつ変わっていくから。
それでは
今日もあなたが
あなたの人生の中心に立てますように。

